2010年6月20日日曜日

「おまかせ」という事に

先日、私をよく知っているという人から、華を活けてほしいという注文を受けた。活ける場所や、その日がどのような日なのかを聞いてから季節の華(木や花)を選んで活けた。「お任せという注文」である。が、その人は私の最近の(柿渋使用の流木)オブジェ作品を主にしたモノが置かれると思っていたらしい。その人の私へのありがたい評価を、華道家という宿命からか花を意識してしまったこと、「お任せ」ということの意味をもっと考えねばならなかったと反省しています。
 職人であれば、まずは「おまかせ」で注文を受けることはない出のであろう。その品の用途、色、形、質・・・等を詳細に打ち合わせているでしょう。

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