2021年6月4日金曜日

これは華道家のオブジェ

 

今日のいけばなというのは、戦後の特に1940年以降前衛いけばなといわれアートととしてのいけばなが多く制作され、他のジャンルの方々にも影響を及ぼす作品も生まれた、時代を通過して、今は形骸化され、模索され、ただ美しければよいという発想の方々も多くいる。
本来、華道の継承者は何を継承し、何を表現するのかを、自然の中から学びその自然の持つ風興により作られた形式(様式)の技術をたかめていくものであった。
流派という営業的に作られる形により教える華道教授に本来あるべき姿のいけばなが理解できるであろうか

この作品は「小田原城アートNOW2021」の作品。華道家が作るアートとしての意識です。朱色の壁土のように作り、柿渋仕様の流木、霊芝、ツノゴマ、モミジバフウ、ゴムの葉、