2005年10月26日水曜日

「旬」の演出は、野の花


恵まれた自然の中にいる箱根・小田原。ここにはその限りなく優しい人と自然を野に咲く花に託して、野を歩き、感じる楽しさ味わいます。 毎朝早く、野に咲くその時季のの花を必要なだけの最小限を採集し、そして水揚げそして、店に飾るその日の旬が公開される。朝9時の開店に来場するお客さんの第一声に眠たさを癒される。 その花もその日だけのもの、その日だけの出会いのもてなしを演出するのがいけばな。野の花と旬にこだわっていける華道家〔杉崎宗雲〕がいるのです。
[蔵の店に活ける・・・ビオウヤナギ、アジサイ、ヤマユリ、シャガ、・・・宗雲好み華屏風]

 杉崎宗雲の作品は・・・<華道家>

2005年10月24日月曜日

器と花と人・・・場


本来あるいけばなは、器と花、そして人、さらに場の関係〔室礼=しつらい〕を楽しむもの〔アート〕であるのでしょう。
様式的には、なげいれ〔抛入花〕です。定法の無いいけばな様式として、瓶や壺のようなものに活けるもの。
でも、これも昭和年代には、投入花となり様式化されています。つまらないですね。
器というのは、造る人がいろいろ大勢いますように、形も色も室礼もいろいろです。花もいつもいっぱいです。
器と花の出会いだけでもワクワクします。 いけばなは楽しいですよ! 四季折々の花との出会いを
壺や瓶〔黄瀬戸、信楽、備前、織部、粉引、青磁、等との〕に自由にその花との会話〔なげいれ花〕を楽しみながら花合わせを楽しみ飾る。   
  
   [野の花を活ける・・伊豆スカイラインより、函南(駿河湾)の夕陽、コケ3種]
   [岡村昭男作炭化筒花入れ]

 杉崎宗雲の作品は・・・華道家