2022年2月6日日曜日

 風興という言葉の意から、風興(ふうきょう)……おもむき。風趣。風情。(日本国語大辞典、うつくしき花をのみ賞して,草木の風興をもわきまへず,只さし生たる計なり」とありますが、広く芸術論用語として用いられ、とくに蕉門の俳人はこの語を愛用しております。私は、今のいけばなが形、型を流として教える方法にしている、大事な風興を教えないことに戸惑っています。

昔生花(格花)の形の2格」を持ち枝の趣に合わせ活けた「雅整体」がありました。今の私の生花はそれに近づいているのかもと思っています
ローバイとマツ、鼎型銅器