2008年2月9日土曜日

日本だけという誇り


 日本だけという誇り!
大使婦人や駐屯してた方々の夫人が日本の文化ののよさとして習い、世界に広めてくれたいけばなは、日本だけの花の装飾としての花文化があります。
それは、花木の枝を使用し空間の美を見せるところに、古き室町時代の立花、江戸初期の立華、江戸中期の
生花(格花)また抛入花にあります。それは、まれな華飾りの方法であり、またそれは、世界の大都市の花店に
もなく日本の花店だけが枝を売るという花文化を形成しています。
海外の方は、自分の庭先の花木をつかって花を生けているようです。
現在のようないけばな文化の国際化は難しいですし、また今のような日本の環境の変化や流通性では、これからは枝、花木によるいけばなはできないのではと危惧いています。
 日本の誇りのいけばなの新しい道を見つけなければとおもいますし、草花による新しい格花が必要になると思っています。

 杉崎宗雲の作品・・・<華道家>