2007年12月11日火曜日

小田原城の周りに!

北海道には北海道の、沖縄には沖縄にふさわしい本来の樹木ががあるという、宮脇昭さんの著述を呼んで感動しています。私たちの住む小田原の本来の樹木は何なのでしょうか。
日本全体が原生林であったという・・・私自身遊びまわった小田原城の周りの元城内小学校や今もある二宮神社周辺は城と鳥居、神社のある守られた鎮守の森であったのでしょう。

太くどっしりとした樹木が多く、長いあいだに台風も地震も火事もあったのでしょうが、自然災害の逃げ場所としてなっていたのかもしれません。そのような場の樹木が本来のその地の樹木だという。だからその土地は強いし、長い間に培われた文化もそこに出発点を見ることができる、その樹木は冬でも緑の葉をつけた幅広の葉の冬枯れしない常緑の広葉樹です。(日本の多くの樹木はこの常緑広葉樹林帯)
先日林業家に話しをしたら、そのとおりなのですという、杉の木を植えることをなくしてその地の木をうえたほうがよい、花粉症も少なくなるしそして杉や檜では土地を枯らしてしまうという。経済としての木=杉や檜、それとも100年後の土地の木=常緑広葉樹林とをあわせ考えるべきなのでしょうね。
こんな夢をもちました、小田原のお城のした(元城内小学校)に常緑広葉樹を多種に多く植え中には紅葉の木や桜の木なども含めての木漏れ日の美しい散策の場で、そこに平屋(文化庁がうるさいから)の茶室や文化室、小田原の歴史の具の博物館があるというのも小田原の新しい顔になるのでは!

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