2006年12月2日土曜日

華道家は花で表現する生き物である


「華道家は花で表現する生き物です。」木や枝花、茎と触れる楽しさを知ろう!
花と関わるその時間が一番楽しく最高の時間、花に触れ花に触れていると自然に動く手、白紙の心に何か芽生える。
やがて動いている手は何かを表現しようとする。器に向かい、生けるときは心はいつも自由、抛入花は、そのとき一度の器と華の出会いの行為です。

作家が作家らしいという一面に他に同じものがないというものを作ろうとする意識があることなのかもしれないし、それが意識して形を変形していくことなのかもしれない、少し使い勝手は悪いが愛着があるのは、そのひとに、その変形がアカ抜けているほどの洗練されたものの用の美をもった焼きものであることなのでしょう。陶器に花をいけるに量産型の器でなく、作家の器に活けるのも、作陶の気持ちをいただく楽しみなのかも知れない。器と語らいながら・・・

 杉崎宗雲の作品・・・<華道家>

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