2008年1月20日日曜日

検証される伝承


 今、気になっていることがある。
伝統文化子ども教室を行って子どもたちと接していると形にはめることなく自由に創造し自由に育てていくことの必要性、そして子どもから必要とされたときにアドバイスするその子どもの思考へのおおらかさと理解が教える基本と思った。
 伝統の形のみで継承するのではなく、今後に伝えるにはどのようにするのかということに、創造とともに文化が存在するのではと思う。
 流木やシャレ木を使用しての完成した伝統のいけばなが江戸時代初期の古書にみられる。
 自分自身の思う完成した伝統の生花(格花)を活けることが一番大事なのだと思うと、それは自分の意志にある格花をもう一度検証しなければならないのだろう!
 箱根の大涌谷から神山に向う古道に落ちていた朽ちたアセビ(馬酔木)のシャレ木に生命を観つける。また時の流れを観せる。 【銅器に活けた伝統の格花=アセビ】

 杉崎宗雲の作品・・・<華道家>

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